111111

本日は2011年11月11日という記念日でした。

11月11日が何の日かと調べたら、

介護の日、公共建築の日、電池の日、配線器具の日。

そして、

ポッキー＆プリッツの日、麺の日、もやしの日、煙突の日、箸の日、きりたんぽの日などなどが出てきました。

機械的な物と、長い物が多い日のようです。

大真面目なところでは、第一次世界大戦停戦記念日だそうです。



こんなプレミアムな日なので銀桂でちょこっと妄想。


「知っているか？　銀時。今日は11月11日なのだぞ」
「てめェに言われなくたってそんなことわかってますー」
「それではこれはどうだ？　今日は2011年の11月11日なのだ。凄いだろう」
「だからそれがどうしたんだよ」
「だから11月11日でもプレミアムな11月11日なのだ」
「はあ…。で、結局ナニが言いたいワケ？」
「11月11日はポッキーの日だと言う。故にポッキーゲームをする日なのだ」

銀時は癖の強い頭をかき回した。どうせどこかから、たぶんテレビででも11月11日がポッキーの日でポッキーゲームをしようとかなんとかの情報を仕入れてきたのだろう。

「銀時。すごいだろう。11月11日に俺とポッキーゲームができるのだ。運命的なものを感じないか？」
「別にナニも感じませんー。というかポッキーゲームするなんて俺言ってないだろ」
「照れるな銀時。おまえと俺の仲ではないか」
「照れてもいねェケド。とにかくンなことやる気はねェって言ってンの」

銀時が拒否しても桂は聞いちゃいない。

「ポッキーゲームとはすごい物だな。ポッキーの両端を咥えて食べていくのだ。食べ終わった時は両者の唇が合わさるのだ。接吻だぞ接吻。なんだか恥ずかしいな」
「勝手に恥ずかしがってろ。つーかさおめェと俺の間でチュウして今更ナニが恥ずかしいワケ？　それに接吻って言い方が古ィ」
「ハプニング的な感じが恥ずかしいのだ。だがそれもいいものだ」

桂が恥ずかしそうにうっすらと頬を染める。

「おめェきめェしうぜェよ」
「そら銀時。おまえもゲームの用意をしろ。今11時9分だ。11時11分きっかりに食べ始めるのだぞ。俺がこっちを咥えるからおまえはそっち側を頼む」
「あーもううっせーなあ。ンなことしたかったら愛しのペンギンとでもやってればいいじゃねェか」

面倒くさそうに言って桂が口に咥えている物を見たら。

「ってなんで芋けんぴィィィィィィッッッッ！！！？？？」



ヅラだったらポッキーじゃなくてこんな感じ。


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