左側

『ひだり』というタイトルの小説を読みました。

ホラーです。内容は割りと軽めでそれほどゾクゾクしないで読めました。

着目したのは徹底的に『左』にこだわっているところ。タイトルでもある

ので、『左』が重要な意味を持っているんです。

どこまでいっても『左』はなくならない。どんなことをしても『左』を消

すことはできない。『左』は必ず存在する。

当然のことですが、そういうところに着目できるあたり、プロの小説家

なんだろうなと思いました。

他に『すきま』と『うしろ』という著書があるそうで、それらも読んでみ

ようと思っています。なんかそそられるタイトルでしょ。


拍手ありがとうございました。少しずつでも話を増やしていけるように、

がんばります。