日々諸々
H21年1月30日登録
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銀魂最新巻を購入。何故今頃かといえば、別に忘れていたわけではなく。
欲しい漫画が来月二冊出るのでいっしょに買おうかと思っていたのです。
でも良く考えてみると、今のアニメ人気投票編の後の話は本誌を買って
いなかったので読んでいない。アニメでやる前に漫画で読んでおきたいと
思い買ってきました。
表紙カワイイですねぇ。女の子五人衆華やかです。背景もピンクでかわい
らしい。こうやって並んでいると銀魂の主だった女子はクオリティ高いな
ーと改めて思います。銀魂を知らない人が見たら、美人でキュートな女の
子たちがキャイキャイと繰り広げる話かと思うかも(思わないか?)
中身がどうあれ愛すべきヒロインと準ヒロインたちです。
表紙に刺激されて短い話を。ネタバレにはならないと思いますので、この
まま書きます。↓へどうぞ。
「はあぁ~」
刷り上ったばかりの新刊の表紙をつくづくと眺めて新八が感に堪えない溜
息をついた。
「なァに辛気臭く溜息なんかついてンの? 新八君」
銀時は長椅子に寝転んでジャンプを眺めている。
「辛気臭い溜息じゃないですよ。感心していたんです」
「ナニに?」
ペラリとページをめくってさして興味なさそうに返す銀時。
「コレですよ。コレ。銀魂31巻の表紙です。こうやって見ると僕達の
周りにいる女性は相当クオリティ高いなって感心してたんです」
新八は顔とジャンプの間に表紙をずいずいと差し入れた。
「ああー?」
めんど臭そうに紙切れを受け取って銀時は起き上がる。
「クオリティ高いって。おめェそりゃァ見てくれだけのことだろ? 銀サ
ンだってわかってますよ。こいつらがみんな別嬪で美人でかわいくてイイ
女揃いだってことくらい」
「そうですよね。そう思いますよね」
「だけどね新八君。それは見てくれだけだからね。外見だけだからね。顔
の作りだけだからね。そこンとこ間違えないようにね」
「そ…それは…。まあ確かにそうかもしれませんけど…。あっ。でもうち
の姉上は…」
姉上は違いますと言おうとしたら、逸早く遮られた。
「まずお妙。コイツは武家の娘らしく慎ましやかでしとやかに見えるよ。
でもさ中身はゴリラじゃん。ゴリラに育てられた娘じゃん。おまけに全て
の物質をダークマターに変える特技まで装備されてるじゃん」
却下。
「次に月詠。コイツは吉原の粋なお姐さんに見えるよ。だけど酒乱じゃ
ん。酒飲むと豹変するじゃん。まるでジキルとハイド氏じゃん。俺は死ぬ
かと思ったンだよ」
却下。
「それからウチの神楽ちゃん。コイツはカワイイ中華風娘に見えるよ。で
も宇宙最強底なしの鉄の胃袋を持つ怪力娘じゃん。コイツのせいでウチの
エンゲル係数と家の修繕費がどンだけかかってるかおめェ知ってる?」
却下。
「そンでさっちゃん。めがねっ娘だし胸デカいし気も良く回る子だよ。だ
けどドMで変態のストーカーじゃん。箪笥の引き出しや扉開けると出てく
るンだよね。アレやめてほしいンだけどビビるからマジで」
却下。
「最後に九兵衛。コイツは柳生の跡取りらしく真面目で堅物で凛々しい
よ。でもよお妙バカじゃん。お妙以外は目に入ってないじゃん。おまけ
に男恐怖症でちょっとでも触ろうもんなら投げ飛ばされるじゃん」
却下。
な。俺らの周りには禄な女がいねェだろと新八を諭す。その中に姉上も入
っている新八は不服だが否定もできないことが悲しい。
「はぁぁぁ~」
今度は本当に辛気臭い溜息が出てしまった。
「気をつけろよぱっつぁん。おめェなんてまだケツの青いガキだからな。
見てくれだけでふらふら~っとなって後悔しても遅ェんだからな。女なん
てのは、見てくれは十人並みでもいいンだよ。ガキと米の袋が持てるくら
いの腕力があればいいンだよ。わかったかね」
そういうと、表紙をぽいとテーブルに投げ出して長椅子にゴロンと転がっ
た。そしてまたジャンプを読み始める。
あーあ。だから銀さんには浮いた話がないのかとなんとなく納得。
だけどね銀さん。アンタがそんなこと言っても説得力ゼロですよと新八は
思う。
(だって見てくれと中身が天と地ほどギャップのある人を連れ合いにして
るじゃないですかアンタ)
新八はまた溜息をついた。
欲しい漫画が来月二冊出るのでいっしょに買おうかと思っていたのです。
でも良く考えてみると、今のアニメ人気投票編の後の話は本誌を買って
いなかったので読んでいない。アニメでやる前に漫画で読んでおきたいと
思い買ってきました。
表紙カワイイですねぇ。女の子五人衆華やかです。背景もピンクでかわい
らしい。こうやって並んでいると銀魂の主だった女子はクオリティ高いな
ーと改めて思います。銀魂を知らない人が見たら、美人でキュートな女の
子たちがキャイキャイと繰り広げる話かと思うかも(思わないか?)
中身がどうあれ愛すべきヒロインと準ヒロインたちです。
表紙に刺激されて短い話を。ネタバレにはならないと思いますので、この
まま書きます。↓へどうぞ。
「はあぁ~」
刷り上ったばかりの新刊の表紙をつくづくと眺めて新八が感に堪えない溜
息をついた。
「なァに辛気臭く溜息なんかついてンの? 新八君」
銀時は長椅子に寝転んでジャンプを眺めている。
「辛気臭い溜息じゃないですよ。感心していたんです」
「ナニに?」
ペラリとページをめくってさして興味なさそうに返す銀時。
「コレですよ。コレ。銀魂31巻の表紙です。こうやって見ると僕達の
周りにいる女性は相当クオリティ高いなって感心してたんです」
新八は顔とジャンプの間に表紙をずいずいと差し入れた。
「ああー?」
めんど臭そうに紙切れを受け取って銀時は起き上がる。
「クオリティ高いって。おめェそりゃァ見てくれだけのことだろ? 銀サ
ンだってわかってますよ。こいつらがみんな別嬪で美人でかわいくてイイ
女揃いだってことくらい」
「そうですよね。そう思いますよね」
「だけどね新八君。それは見てくれだけだからね。外見だけだからね。顔
の作りだけだからね。そこンとこ間違えないようにね」
「そ…それは…。まあ確かにそうかもしれませんけど…。あっ。でもうち
の姉上は…」
姉上は違いますと言おうとしたら、逸早く遮られた。
「まずお妙。コイツは武家の娘らしく慎ましやかでしとやかに見えるよ。
でもさ中身はゴリラじゃん。ゴリラに育てられた娘じゃん。おまけに全て
の物質をダークマターに変える特技まで装備されてるじゃん」
却下。
「次に月詠。コイツは吉原の粋なお姐さんに見えるよ。だけど酒乱じゃ
ん。酒飲むと豹変するじゃん。まるでジキルとハイド氏じゃん。俺は死ぬ
かと思ったンだよ」
却下。
「それからウチの神楽ちゃん。コイツはカワイイ中華風娘に見えるよ。で
も宇宙最強底なしの鉄の胃袋を持つ怪力娘じゃん。コイツのせいでウチの
エンゲル係数と家の修繕費がどンだけかかってるかおめェ知ってる?」
却下。
「そンでさっちゃん。めがねっ娘だし胸デカいし気も良く回る子だよ。だ
けどドMで変態のストーカーじゃん。箪笥の引き出しや扉開けると出てく
るンだよね。アレやめてほしいンだけどビビるからマジで」
却下。
「最後に九兵衛。コイツは柳生の跡取りらしく真面目で堅物で凛々しい
よ。でもよお妙バカじゃん。お妙以外は目に入ってないじゃん。おまけ
に男恐怖症でちょっとでも触ろうもんなら投げ飛ばされるじゃん」
却下。
な。俺らの周りには禄な女がいねェだろと新八を諭す。その中に姉上も入
っている新八は不服だが否定もできないことが悲しい。
「はぁぁぁ~」
今度は本当に辛気臭い溜息が出てしまった。
「気をつけろよぱっつぁん。おめェなんてまだケツの青いガキだからな。
見てくれだけでふらふら~っとなって後悔しても遅ェんだからな。女なん
てのは、見てくれは十人並みでもいいンだよ。ガキと米の袋が持てるくら
いの腕力があればいいンだよ。わかったかね」
そういうと、表紙をぽいとテーブルに投げ出して長椅子にゴロンと転がっ
た。そしてまたジャンプを読み始める。
あーあ。だから銀さんには浮いた話がないのかとなんとなく納得。
だけどね銀さん。アンタがそんなこと言っても説得力ゼロですよと新八は
思う。
(だって見てくれと中身が天と地ほどギャップのある人を連れ合いにして
るじゃないですかアンタ)
新八はまた溜息をついた。
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